3月25日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00〜21:30)が放送。

ゲストは永里亜紗乃。
1989年、神奈川県生まれ。厚木北高校、日本女子体育大学出身。
日テレ・メニーナ、日テレ・ベレーザを経て、2013年ドイツ1部リーグの強豪1.FFCトゥルビネ・ポツダムへ移籍。日本代表として11試合1得点。FIFA女子ワールドカップ カナダ2015では姉の優季と日本初の姉妹同時出場を果たした。
2016年引退。現在は子育てをしながら、女子サッカーの試合の解説等を担当している。

毎回ゲストに頂いている「リスナーの将来に活きるような、前向きで未来に残したい」とっておきの言葉『To you word』。

永里の『To you word』は・・・

『がんばらない。』

永里:何かとこう、がんばろう、がんばろうって言うじゃないですか?がんばらない、というのは決して一生懸命やらないということではなくて。がんばる、っていうのは結局無理をしていることになります。無理をするとなると心にも体にも負担がかかるのでがんばらないで一生懸命やれる道を探しています。よし、がんばるぞ!というふうになると余計に力が入りもするし、楽しめないかもしれない。力が入りすぎちゃって。がんばるんじゃなくて、楽しむっていうことが大事なんですけど。

青木:わかります。私、がんばらない、じゃないですが、人にがんばれ!って言われるの嫌いです。

永里:そうそう、そうなんです。すでにがんばってるし。まさしくそうです。

青木:だから程良く、もう十分一生懸命やっているイコールがんばっているから、それ以上のがんばりを求めたら何かこう、固まっちゃうというかたぶん能力をできないというか…

永里:なので、もう振り切ってがんばらない、って決めちゃった方が自分の中での重荷はパッと下りて、自然な力が発揮できるんじゃないかなって思ってます。

さらに、永里は今夏パリ五輪で期待の女子サッカー選手も語ってくれた。

永里:やっぱり長谷川唯選手ですね。今までも長谷川選手がよく取り上げられて、中心選手って言われているんですけど、改めて見た時に彼女のキャリアの中で今一番良いところに来ているんじゃないかな、っていうのをすごく感じています。海外に出てからの成長がすごくて、年齢も経験も重ねて、さらに落ち着きも乗っかって、本当に脂の乗っている選手です。

青木:今まさに、ですね。

永里:はい。長谷川選手がどれだけゲームをコントロールできる、かというのに日本の勝利がかかってくるんじゃないかと思っています。改めてもう一度注目したいなと思いました。

青木:私もパリ五輪で、長谷川選手を注目して見てみます。